9/13(金)-15(日)に東京の大手町フィナンシャルシティで開催される「若手の夜明け2024」に参加いたします。チケットの事前購入はこちらから↓あと1日!(イベント自体は9/11よりスタート)
昨年、初参戦し、全国から集まる若手の造り手たちのお酒を目の当たりにし、自分たちの現在地を知る良いきっかけになりました。味わい、デザイン、コンセプト等、全てにおいて玉砕しました笑。
柴田酒造場は創業1830年、孝の司は商標登録されたのが1922年です。創業以来、地元を中心に商売をやってきました。長年、安くて旨い経済酒というイメージでしたが、ジリ貧の日本酒市場の中で求められる酒蔵になるためにはこのままではダメだと考え、より良い日本酒を造り、それをまずは関東市場でしっかり根付かせて、その後、地元でのイメージも変えたいと考えました(もちろん地元第一という考えは変わりません)。
地元と県外流通の商品の銘柄を変えて新たにブランドを作ることが業界のセオリーですが、自分の中では、100年以上地元に愛されてきたという歴史は価値のあるものだと思います。自分たちが大切にしたい「孝の司」をブラッシュアップし、県外も含めより多くの方に届けることで、地元の方からも「やっぱり地酒といえば孝の司だよね」と再認識してもらえるような、誇りを持てる歴史ある銘柄にしたいと考えました。
そんな思いで参戦した若手の夜明2023。関東への本格的な進出を考えておりましたが、全てにおいて「現状のままではダメだ」と痛感。大変悔しい思いして、そこから今まで以上に味、デザイン、コンセプトをブラッシュアップしました。
コンセプトの再構築、日々の現場での改善、デザイナーの起用、大きな設備投資。チーム孝の司として成長したこの1年をイベント当日、皆様に感じていただければと思います。
孝の司からは7月にリリースした新定番の純米吟醸、先日リリースした秋風、そして自社米 試験醸造酒 2023の3品をお持ちします。新しい前掛けも販売します!
全国から魅力的なお酒が集まる楽しいイベント。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!
9代目蔵元 柴田佑紀
(2023年11月代表交代)